シーズーの寿命と亡くなる前の行動
2022.05.22
愛犬が亡くなるときは、いつかやってきます。
とてもつらくてさみしく、考えただけで涙が出てしまいますよね。
この記事では、シーズーという犬種が亡くなる前に見せる行動や、死亡したときに飼い主さんがするべきことをお伝えしています。
最期までしっかり供養してあげることが、飼い主さんができる最後の愛情です。
シーズーの寿命とは?
シーズーは犬の中でも比較的長生きする犬種です。
平均寿命は13~15歳程度となっています。
個体によってばらつきがあり、20歳程度まで生きる子もしばしばいます。
シーズーが亡くなる前に見せる行動
シーズーが亡くなる前には、その子によってそれぞれ様々な行動がみられます。
よく見られる行動としては、
- 食事をとらなくなる
- 寝ている時間が増える
- 下痢や嘔吐などがみられる
- 呼吸が不規則になる
といったことがあります。
食事をとらなくなる
人でもそうですが、年をとってくると食が細くなる傾向にあります。
そのため、今まで食べていたフードを突然食べなくなるといったこともあります。
食べることは生きる源ですので、ささみでも白米でも、何か好きなものを食べてもらうようにしましょう。
また、おやつは食欲のきっかけとして使用できます。
どうしても食べられない場合には、強制給餌と言って、注射器のようなシリンジでごはんを食べさせてあげるようになります。
寝ている時間が増える
もともと犬は寝ている時間が多い傾向にありますが、死ぬ前にはよりその時間が長くなります。
単純に体力がなくて寝ていることもありますが、どこかに病気があって眠っている可能性もあります。
声をかけても頭をあげない、散歩を嫌いになったなどもあわせてある場合には、注意が必要です。
下痢や嘔吐などがみられる
亡くなる前には、症状として分かりやすい下痢や嘔吐がみられることがあります。
普段は吐かない子の嘔吐する回数が増えたり、なかなか治らない下痢がある場合には、胃腸の状態が悪い可能性もあります。
また、少量のべちゃっとした黒い便(宿便)が出ることもあります。
呼吸が不規則になる
「ハッハッ」と浅い呼吸をしたり、「フー」っと深い呼吸になったりと、呼吸が不規則になることがあります。
シーズーは心臓病の子も多くいるので、持病が悪化している可能性もあります。
酸素室などが自宅にあれば、入れてあげることで呼吸が少し楽になります。
シーズーが亡くなった際にすること
愛犬シーズーが亡くなったときには、悲しみで何も手につかなくなると思います。
でも、安らかな旅立ちができるように、しっかりお見送りの準備をしてあげましょう。
愛犬シーズーが亡くなった際には、
- 体をきれいにしてあげる
- 冷やしてあげる
- 寝ていた状態にしてあげる
- 好きなおもちゃやおやつを用意する
- ペット火葬場やペット霊園に連絡をする
をしましょう。
体をきれいにしてあげる
大切な愛犬が亡くなってしまったときには、まずは今までの感謝も込めて体をきれいしてあげましょう。
ブラッシングで毛並みを整え、体を温かいタオルで拭いてあげるといいです。
亡くなった後は、便や尿、よだれがでてきてしまうため、おしりや口周りなどもきれいにふいてあげましょう。
また、ペットシーツを下に敷いておいてあげれば、汚れたその都度交換ができます。
目は開いてきてしまうため、しっかり閉じさせてあげましょう。
冷やしてあげる
ご遺体は、亡くなってしまうと劣化をします。
そのため、アイスノンや氷などを使って体を冷やすようにしましょう。
夏場はクーラーの効いた部屋においてあげるといいでしょう。
寝ていた状態にしてあげる
亡くなってから2,3時間程度で、体が硬くなってしまう『死後硬直』が始まってしまうため、体を寝ているような感じで丸く保持してあげましょう。
手足を折りたたんであげることで、箱や棺に入りやすくなります。
好きなおもちゃやおやつを用意する
一緒に火葬するおもちゃやおやつ、いつも着ていた洋服などを用意しましょう。
金属類やプラスチック類などは一緒に火葬することができないので注意をしましょう。
ペット火葬場やペット霊園に連絡をする
動物病院で火葬場の連絡先を教えてくれる場合もありますが、自分で探すこともあります。
自分の家から近くのペット葬儀場を選ばれる方が多いですが、費用やどういったかたちで供養してくれるのか?もホームページでしっかり確認しましょう。
あわせて、口コミやお客様の声などをしっかり読み、信頼できるペット葬儀屋なのかの判断をするといいでしょう。
【まとめ】シーズーが亡くなる前に見せる行動や死亡した際にすること
シーズーが亡くなる前には、食欲がなくなったり、寝ている時間が増えたりといった行動が見られます。
愛犬が亡くなった際には、体をきれいにしてあげ、冷やしてあげましょう。
また、ペット火葬場に連絡をし、一緒に火葬するものを準備しておきましょう。
大事な愛犬とのお別れはとてもつらいですが、最期のお別れをしっかりすることで、後悔せず愛犬を送ってあげることができます。