ペットへの認知の変化〜事故で怪我や死亡してしまった時〜
2021.02.15
コロナにより、外出が減ったことでペットを飼い始めた方も多いのではないでしょうか。
ペットショップの売上も例年と比べても上がっているショップが多いようです。
しかし勢いで飼ってみたはいいが、思っているより大変で保健所や保護団体に預けるケースも増えているようです。
そんな無責任な飼い主さんに対して怒りを感じつつ、海外のような制度があればと感じる今日この頃です。
さて今回お話をさせていただきたいのが、交通事故で愛するペットが亡くなってしまったり、怪我をしてしまったケースについてお話しをさせていただきます。
ペットを飼っている人であれば、車で少し遠出をする場合ペットも一緒に連れていく人は多いのではないでしょうか。
人と会えない今の時代だからこそペットとの思い出も増えていきますよね。
しかし、ペットが乗っている車で事故が起きてしまい、怪我をしてしまった。
最悪なケースでは亡くなってしまうケースもありますよね。
怪我をすれば病院代もかかり、亡くなってしまうと火葬代もかかってしまいます。
ペットが不幸になっているのにお金の話はしたくない方もいらっしゃると思いますが、知っておいて損はないと思います。
あまり認知はされていませんが、自動車保険で補填ができることはご存知でしたでしょうか。
ペットは大事な家族の一員です。
その考えは保険会社も意識が変化し、ペット特約というものでカバーが出来ます。
しかし残念ながら人と同じような補填がされることは難しいでしょう。
では内容はどんな感じなのか、保険会社によって違いますが、私が話を聞いた保険会社の対応についてざっくりとお話をさせていただきます。
まず治療費や葬祭費用の補填としては最大10万円といった保険会社が多いです。
そして対象となるペットが「犬と猫」です。
もしフェレットなどの小動物や爬虫類、鳥類の場合は除外されるケースが多いのでしっかりと確認しましょう。
期間として、通院は事故を起こしてから30日は補填されます。
葬祭費用にかんしても事故が起きてから30日以内に亡くなった場合に補填されます。
また保険会社によっても違いますが、飼い主が事故により怪我をしてしまい、ペットをペットホテル等に預ける場合はその費用も補填してくれるようです。
しかし当たり前ですが、ペットを膝の上に乗せて運転するなど道路交通法に違反していないことが要件になりますのでお気をつけください。
上記のものはあくまでこちらが事故を起こしてしまったケースにはなります。
事故を起こされた場合は事故を起こした側が支払う形になります。
「ペットは家族」と認知されてきているので事故を起こした側の車の保険で葬儀費用を
補填してくれるケースも増えてきています。
ただ、「葬儀費用」ではなく「物損」として扱われてしまうのが悲しいですが。
法律では、ペットはまだ「物」扱いではありますが、ペットへの認知は、少しずつ変わってきていると感じました。
人間も、ペットも同じ命。
ペットに対する法律も、いろいろと変わってきてもらいたいものです。
さて今回は保険についてお話をさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。
世の中には知らないと損をすることが多いですよね。
皆さんには安心してペットがいる生活を送っていただきたいので、このような情報は今後も発信していきたいと思います。
日光市にあるペット霊園宇都宮では亡くなってしまった後の対応だけではなく、現在飼っているペットのご相談も承っております。
少しでも気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい。